節水したい方はクッキングのやり方を変えよう

無駄を省くことはクッキング方法で簡単にできる

調理に使う水

 

あなたがたとえ環境保護に世界一熱心な方だとしても、 飲み水や調理に使う水を減らしてまで節水する必要はありません。 そうはいってもキッチンでは調理や食卓の準備で、たくさんの水が無駄になっています。 でもこうした無駄の多くは、簡単に省くことができます。 これから申し上げるヒントは料理の味をぐんと引き立てて、 食材が含むビタミンやそのほか健康に役立つ栄養素を維持する手助けもしてくれますよ。

 

 

野菜はボウルの中で

 

果物や野菜は付着した泥や汚れを落とすだけではなく、化学残留物も取り除く必要があります。 ということは、調理の前にたくさんの材料を水洗いしなくてはならない、というわけです。 ご存知のように水道から水を流すだけで、数分間で100リットルもの水が無駄になります。 ひと袋のじゃがいもをごしごしと洗えば、大量の淡水が下水管に流れてしまうはめに。 野菜や果物をきれいにする一番の方法は、水道から水を出っぱなしにして洗うのではなく、ボウルに水をためてその中で洗うようにすることです。 レタスやキャベツなどの葉物野菜の場合、この方法だともっとたくさんの水が、 凸凹のある葉脈のすみずみにまで行きわたり、流水で洗うよりもずっとキレイになります。 できれば、野菜の水切り器を購入してください。 大量の水を無駄にすることもなく、きれいで身体にいいサラダが召し上がれますよ。

 

 

水のリユース

 

『キッチンで水のリユース(再利用)しても、ごくわずかしか節水できないでしょう?』ですって? 確かに、おっしゃる通りです。 でもメリットはほかにもあって、やりがいのあることに変わりはありません。 野菜を蒸したりゆでたりしたあとの水には、たくさんの風味が含まれています。 さらには、調理の間に溶け出した水溶性のビタミンといった滋養成分も。 ですから、そうかゆで汁をあっさりと捨てたりしないでください。 このベーシックな野菜のブイヨンはスープの素にしたり、キャセロールの上にかけたりと、ほかの料理の隠し味になってくれますよ。 また、一つの鍋で食材を何種類か同時にゆでるのもいいでしょう。 たとえば卵と豆を一緒に茹でれば、ガスコンロのスペースも節約できますよ。 余分な鍋でゆでる必要がなくなるのですから、水やエネルギーの節約は言わずもがなです。

 

 

蒸すのが一番

 

野菜をことさら大きな鍋でゆでるのは、水の使い方としては関心できません。 それに特別健康にいいとも言えない気がします。 なにしろ一番大事なビタミンとミネラルが、ゆでたとき水に溶けてしまうからです。 それにゆですぎた野菜の質感は、食欲をそそるものではありませんよね? 思い返せば学生時代、学食で食べるキャベツがいつもべちゃっとしていたので 『キャベツというのはべちゃっとしているのが普通なんだ』とばかり思っていました。 現在、蒸したキャベツはわたしの大好物のひとつです。 それも竹製のせいろのおかげです。 せいろで蒸すのは本当に簡単なんですよ。 水分がほとんど飛ばないので、あれこれ注意する必要もありません。 一つの食材の上に別の食材を重ねて同時に蒸すこともできるので、ガスコンロのスペースも節約できます。 新じゃがを蒸した時の食感と味わいは、ゆでたときとは比べ物になりません。 お金をあげるからと言われても、いまさらゆでた野菜に戻ろうとは思えないほどです。 蒸した野菜は体にもずっといいとか。 たとえばブロッコリーの場合、電子レンジでチンしたりゆでたりしたら有益な抗酸化物質のほとんどを失ってしまいます。 でも蒸したときは、抗酸化物質の90%近くをちゃんと摂取できるそうです。

 

 

 

 

その他の節水方法