水を飲みすぎると水太りするって本当なのとお悩みの方へ?

身体には体内の水分をコントロールする働きがある

水太りについて

 

よく、太りやすい体質の人が『水を飲んだだけで太ってしまう』といいます。
しかし、医学的に考えると水だけを飲んで太るということは絶対にありえません。
人間の体が必要とする水分は、1日に2~3リットルほど。
食物から摂取する水分や体内で生成される代謝水を除くと
飲み物から摂取しなければならない必要量はせいぜい1.5リットルくらいです。
では、それ以上の水分を摂取した場合、水はからだのどこにゆくのでしょうか?
人間のからだには体内の水分をコントロールする働きがあります。
大量の水を一度に飲むなどして不必要な水分がからだに取り込まれると
飲んだだけの水は尿として排泄されるのです。
つまり、健康体であれば、水が体内に残り、水太りになるということはありえません。
このところ、水を飲んで痩せる”ウォーター・ダイエット”が注目されるようになりました。
もちろん、水にはカロリーがありませんから、脂肪が増えることはなく、ダイエットに適した飲料といえるでしょう。
ただし、水とともにカロリーの高い食べ物をたくさん食べたり
からだに良さそうだからと水の代わりにスポーツドリンクなどを飲んでいては、
ダイエットどころの話ではなくなってきます。
ジュースや缶コーヒーなどはもちろん高カロリーですが

スポーツドリンクも1本(250ミリリットル)あたり60キロカロリーほどあり
ノンカロリーのミネラルウォーターや中国茶に比べるとダイエットに向いているとはいえません。
『水を飲んでも太る』原因は、おそらくこういったところにあるはずです。
もし、本当に水を飲んでも太る人がいるなら、それは腎臓疾患などによる”むくみ”の可能性があります。
”むくみ”は、腎臓の機能が低下した場合、尿がうまく排泄されないことで起こります。
余分な水が排泄されず、組織間液が多く溜まることでからだがむくむのです。
本当に水太りを起こしている場合は、心臓、腎臓、肝臓の機能がうまく働いていない可能性がありますから
病院で検査を受けることが必要です。
腎臓などの機能が正常であれば、水をいくら飲んでも太ることはありません。
ただし、水自体がダイエットの特効薬というわけではありませんから
ウォーター・ダイエットを試すときは食事療法や運動などと並行して行うことが必要です。