水が飲めるということにもっと感謝をするべき

生きる源は水ですのでもっと感謝しよう!

年をとることは水を失うこと

 

年をとることと水は深い関係があります。
私たちの生命は支給の羊水の中に始まります。
受精後、子宮に着床した胎児はまだアメーバのような原生動物で、さかんに細胞分裂を繰り返しています。
この頃はまだ97%が水分。
4週間後にはエラがついて魚のような形に変化し、7週間目くらいになるとエラに変わって肺が見られるようになります。
魚類から両生類や爬虫類のレベルに達するわけですが、この家庭を経るごとに水分は少しづつ減少していきます。
8ヶ月目にはいると水分は体重の80%程度まで減少し、いよいよ誕生のときを迎えます。
赤ちゃんののからだに含まれる水分は体重のおよそ80%。
赤ちゃんの肌が柔らかく、すべすべしているのは、皮膚の細胞にたっぷり水を含んでいるからです。
大人に比べてかなり水分が多いのは、急ピッチな発育に対処する多量な水を必要とするからだと考えられています。
しかし、水はあらゆる物質を溶かし込みますから、体内の水が多ければ、それだけ抵抗力が弱くなることを意味します。
新生児の場合は、そんなリスクをおいても発育を優先するということなのでしょう。
成長とともにからだの水分は少なくなり、成人になると65%程度に落ち着きます。
また、女性の場合は脂肪組織が多いため、男性よりもその割合は低くなります。
年をとって細胞が老化してくると、水分は次第に減って50%くらいに。
血液やリンパ液といった細胞外の水分量は年をとっても全く変化がないのですが

細胞内の水分のみが年齢とともに減少していきます。
細胞が活発にはたらかなくなり、機能的な細胞に代わって硬く水の含有量が少ない繊維組織も増えますので
その結果、からだの水分量が減少していくというわけです。
若い頃は体内の水に勢いがあり、量が多く、筋肉も柔軟です。
ところが、年をとるにしたがって水に勢いがなくなり、水分をたっぷり含んだ筋肉もそげ落ち
水分量は徐々に少なくなっていきます。
年をとるということは、水を失ってゆくことなのです。

 

 

水があふれる星は地球だけ

 

ところで、宇宙広しといえども銀河系で水が存在する星は地球をおいて他にありません。
土星のリングでは氷が発見されていますし、火星には水蒸気や氷が存在するといわれています。
しかし、液体の状態でこれほど多くの水が存在する星は地球だけなのです。
表面の71%を海に覆われ、13.5億立方キロメートルに及ぶ膨大な水に潤された美しいブルーの星。
地球はまさしく”水の惑星”といえるでしょう。
地球では太古の昔から同じ方法で水が供給されてきました。
海の水は太陽からの熱エネルギーによって蒸発し、大量の水蒸気を空に送り込みます。
やがてそれは雲を形成し、雨や雪となってまた地上に戻ってきます。
降水は地下水、地上水となり、いろいろな経路をたどってまた海へと注がれます。
水蒸気になる水は想像を絶する量で、毎分10億トンものペースで水が天に昇っていきます。
それでも、蒸発と降水を繰り返すことで海の水がすべて入れ替わるには、4千年もの年月を要するのです。
また、地球の降水量は毎年ほとんど変わらず、一定の量であることがわかっています。
地域ごとに見ると年によって差がありますが
世界全体では1年にほとんど同じ量の雨・雪などが地上に降り注ぎます。
それはここ何百年どころの話ではなく、太古にさかのぼっても同じ降水量であることが
木の化石から証明されています。

地球にこれだけ多くの水が総ウザイする理由として
太陽からちょうどよい距離であることがあげられます。
太陽から離れすぎてすべての水が凍ってしまうこともありませんし、逆に近すぎて蒸発してしまうこともありません。
たとえば太陽に最も近い水星では気温が300度を超えるために、すべての水が蒸発していると考えられます。
原始の地球に水が生まれ、さらに太陽から絶妙の位置にあったことがこの星の歴史を創造しました。
40億年前に降った雨が、大地の形を変えながら、今なお地球を循環しています。
水不足は生死にかかわるほど深刻な問題です。
このリズムが狂えば、人間などあっという間に滅んでもおかしくはありません。